コラム 三寒四温

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マナーの押し売り

 「最近は色々なレストランを紹介する雑誌や本が巷に氾濫しているが、「食事のマナー」を押し売りする本もたくさん出ている。例えば一流の中華レストランでは、料理だけ食べるのは行儀が良いとは言えないそうだ。なぜなら中国のレストランは「酒家」と言われるように、酒を飲みながら食事をする場所だからだ(なるほど)。フレンチレストランでは食前にビールをオーダーすると嫌な客だと思われるらしい? まずはビールではなくシャンパンが正統であるらしい(ホントかな?)。極めつけはカウンターの割烹でうなぎの白焼きをカップルで一つ注文したとき「シッポの方を女性に薦めるのがマナー」というのには驚いた。通に言わせるとシッポの方が美味しいらしく、女性にシッポを薦める客をカウンターの中で見ていた板さんが「何とわかっているお客様だ」というくだりには腹が痛くなるほど笑ってしまった。ちなみに私はハラ身派だ。食事とは楽しくお喋りしながら、店や他の客に不快感を与えないようにいただくのが本当の作法。皿のソースをパンで拭きとって食べたり、器に口をつけてスープを飲んだり、最初から最後までビールだっていいじゃないかと思う。その点サンドウィッチは何も気を使わず手づかみで食べられるから気楽でいい。ただし手はよく洗ってから食べるよう気をつけたい。
 梅雨も明けて本格的な夏がやってきた。親しい人達と子供や孫を交え楽しく食事をすれば、夏バテも吹き飛ぶパワーがつきそうだ。

梅雨の合間のゴルフ

 今年の梅雨は雨が少なく、涼しく過ごしやすい日が続いている。ゴルフには都合の良い天気で、友人から誘いがあるとついつい出かけてしまう。全米オープン 2日目をテレビ観戦した次の土曜日に相模原CCへ出かけた。ゴルフとなると私はスタートホールのティグラウンドでストレッチを始める頃からいつも真剣になる。「今日こそは九十を切るぞ」と自分に言い聞かせ、スタンス、グリップ、ボールの位置をチェックし、素振りを始める。素振りはいつもの振り上げる悪い癖が出ないよう、横に引くように左に壁を作り、腰を回してヘッドアップせずに振り抜きフィニッシュをつくる。素振りはパーフェクト、イメージは出来た。よし!ドライバーを握る指の位置を確かめながら足元を固め、振り上げた瞬間全部忘れた。カキーン!と快音が響くが150ヤードを過ぎた頃スローモーションのようにボールは大きく右に曲がり林の中に消えた。キャディさんからクラブを三本受取り、足早に林の中へボールを捜しに行く。一番ホールは420ヤード、パー四で左右が林に囲まれただけの真直ぐなフェアウェイ。グリーンへの花道の両サイドにはガードバンカーがいくつかあり、林の中のわずかな隙間から花道が見える。よし!まだ1番ホールだ。男は度胸と無謀にも3番ウッドで放ったボールは木々にはねかえされ、OBゾーンへ消えていった。ここで深刻になってはいけないと自分に言い聞かせプレーを続行するのだが、もうヘトヘトだ。まあたかがゴルフ、されどゴルフ、真剣にプレーするのは良いけれど、深刻になってはパートナーにも失礼だといつものように開き直り、今日も楽しいゴルフで1日が終わった、感謝。ゴルフが深刻になると仕事も深刻になりかねませんぞ。

麦秋

 「水無月」とは古来、梅雨の合間に好天が続き、田んぼの水が干からびることからそう呼ばれたと前回書いた。「水無月」のタイ国に行ってきた。バンコクの中央駅ホアラロンポーンからチェンマイ行きの夜行寝台列車は発車ベルが鳴ることもなくすべるように駅を出る。三十分も走ると車窓には、むせかえるような緑の田園風景が際限なく広がる。ぼんやりしていると緑の風景から黄金色の風景に変わる。そう六月は麦茶や麦飯の原料となる大麦が色づき畑一面が黄金色に輝き、まさしく「麦秋」の時なのだ。「水無月」と同様に日本では初夏の訪れの季語として使用される。
 この時期日本の相模湾ではスルメイカの子供、ムギイカ釣りが最盛期を迎える。身が柔らかく美味しいムギイカの煮付けを肴に良く冷えたビールを飲り、仕上げは麦とろ飯。こんな季節の食卓にパンの需要は右肩下がりだ。暑い時期のパンの食べ方、調理方法に何か良いアイデアはないものか、製パン各社の今夏の新商品に期待したい。

弊社社長 菅田耕司のコラム


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