コラム 三寒四温

弊社の週刊紙「速報・製パン情報」から、好評の三寒四温をご紹介。
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さよなら大使

  弊社主催の第13回目となるゴルフコンペが先週の15日、関東の名門コース「程ヶ谷カントリー倶楽部」で開催されました。当初の天気予報では"曇りのち雨"、しかも前日の夜半には明け方まで30ミリ程の大雨となりましたが、なんということでしょう。5時30分に目覚まし時計に起こされ、東の窓を眺めればサンサンと朝日が輝いているではありませんか! 私の家の前の大きな杉並区保護樹木の大木の枝にはさえずり鳴く小鳥が若芽をついばんでいました。
主催者はたいへんなんです。しかも12組、40数名のコンペともなれば2カ月前くらいからなんやかんや。でも一番神経をとがらせるのが天気であります。「年に一度の懇親コンペなのだから、晴れて、参加される皆様に気持ちよくプレーしていただきたい!」って思うのは当たり前ですよね。願いは"天"に通じました。汗ばむほどに初夏を感じさせられる好天の中、午前9時よりインとアウトを同時にスタートしました。今回もまた例年通り、シニアの河野高明プロに参加いただき、同組となられた参加者は、コースレッスンを受けられ、ナントその中から本日の優勝者が出るとは!
宮下良英フレッシュ・フード・サービス㈱会長、たいへんおめでとうございます。今回の優勝賞品はとても豪華でしたね。ヴァージン・アトランティック航空、ビジネス・ファーストで行く成田・ロンドン往復航空券2名様分でした。どうか奥様と二人で楽しい夏休みを快適な空の旅と共にお過ごしください。
またわたしの友人でもあるケニア共和国の特命全権駐日大使のアウォリさんが5年3カ月の任期を全うして帰国されます。そのお別れ会を兼ねましてパプア・ニューギニア共和国とフィジー諸島共和国の両特命全権駐日大使もコンペに参加されアウォリさんとのお別れを惜しんで桜の花が舞うコースを共にプレーされました。
準優勝は上原食品工業の飯村社長様。羽田発、日本国内、お好きな場所への往復航空券を2名分Getされました。来年は同じ4月の第3水曜日に"小金井カントリー倶楽部"を予定しております。

焼きソバと牛丼

 ジャンクフードって、たまに食べたくなること、ありませんか?
お祭りの屋台で鉄板の端に作り置きしてあるソース焼きソバ。すでにパック詰めされているのはダメなんです、私の場合は。何回も何回も炒められイタメつけられたソース焼きソバはソースがたっぷり滲みついて真っ黒。そして少しパリパリ。キャベツはシナシナ。これに青海苔と紅生姜をふりかけて一気にかっ込む。昔の味です。昔の焼きソバといえば地下鉄浅草線の田原町でしたか、最近は行っていないので、ずいぶんと前の思い出です。地下鉄の出口に近づくにつれ、ソースの甘いニオイがプーンと漂ってきて、出口の脇にあるウナギの寝床のような細長い店頭で作りおきしてある"端"の焼きソバを布巾をかぶったおばちゃんに注文して、奥で一人食べていたのを思い出しました。今でもあるのかな?
ところで、牛丼はジャンクフードなのかなー?
先週のことです。某牛丼店の店頭には牛丼50円引きのノボリが数本ハタめいていました。遠目に見えたノボリに気を良くして久しぶりに店内に入りますと満席です。しかしオペレーションも食べるのも早いから、スグに席が空きました。若い女性二人の隣です。ラッキー! というわけで、若い女性が隣にいることだし、"特盛り!"ってオーダーしようかと考えたのですが、安いランチに来て並盛りの380円と特盛りの680円では差がありすぎます。私は並盛りと漬物をオーダーしました。大きな声で合いの手が入ります。「並盛り一丁! お新香一丁!」お新香だけ、どうして「お」がつくのかなー?
牛丼を食べる時の決まりが私にはあります。一年に二~三回ぐらいしか行く機会がないので、それをきっちり守りたいと思いました。
牛丼の真ん中に、たっぷりの紅生姜を乗せます。次は漬物と牛丼に七味を多めにふりかけます。そして一気にかっ込んでいきます。ジャンクフードの鉄則は"一気にかっ込む"なんです。冷めたお茶を一気に飲み干し、「お勘定!」って500円を渡したとき、隣を見ると、先に食べていた彼女らはまだ三分の一も食べてません。少し「クスッ」って聞こえたのは空耳かなあ。店を出てタバコに火を点けたら後ろから禁煙隊のおじさんが携帯灰皿を差し出して「ご協力お願いしま~す」って、ニコニコしながら近づいて来ました。おなかは膨れたけど、この不満足感は何だろう? しばらく牛丼はもういいかな? 次は久しぶりに田原町にでも出かけるとしますか。

老いを生きる

最近、読んだ本の中で胸温まる一冊をここで紹介したいと思います。
  パリ在住の女優岸恵子さんが訳した絵本「パリのおばあさんの物語」(千倉書房)です。
「おばあさん、もう一度若くなってみたいと思いませんか?」おばあさんは驚いてためらうことなく答えます。「いいえ」その答えはやさしいけれど、毅然としていました。「私にも若いときがあったのよ。私の分の若さはもうもらったの。今は年をとるのが私の番」彼女は人生の道のりの美しかったことや、山積みの苦難も知りました。彼女の旅は厳しかった。彼女の旅はこころ優しくもあった。「もう一度同じ道をたどってどうするの? だって私に用意された道は今通ってきたこの道ひとつなのよ。あなたはどう思うかしら……?」
私は思うのであります。還暦を過ぎる頃はやたらと涙もろくなりました。怒りっぽくもなりました。体のあちこちに異常をきたしています。
子ども返りしているかのように昔の食事がとりたくなります。ランチは決まってオムライス、カレーライス、ハンバーグ、そしてソース焼きそばです。食パンにマーガリンをたっぷり塗ってグラニュー糖をかけてサクサクと食べます。ミスドのオールドファッションは毎日食べても飽きません。思い出は"食"に閉じ込められています。そしてこれからはその"食"と共に人は人となりを完成するために生きなければならないのでしょう。
そんなとき、妻の母が79歳で天に召されました。最後の二週間は好きな食事もとることなく、でも人となりが完成された顔で短い一生を満足をもって家族に看取られました。おいしい夢を見ながら? 本当はすごく食いしん坊な人だったんですよ。内緒ですが……。

マイ・ペン・ライ

一年振りに訪れたタイ王国の首都バンコクは乾季の真只中ということもあって、熱気でムンムンしていた。 百年に一度といわれる世界同時経済不況もなんのそのと、傍目にはみえる活気ある街並みは、高層ビルの建設ラッシュに沸き、相も変わらず歩道には無数の屋台が軒を連ねて、どの店も食事をする人で賑わっている。大渋滞の道路には車やバイクが溢れ、クラクションとエンジン音がひっきりなしに聞こえる。でも、これは騒音ではない。耳にうるさくないクラシック音楽のようであるから不思議だ。 タイでベーカリーのホールセールのシェア70%を超えるプレジデント・ベーカリーの新工場建設も佳境を迎えていた。敷地約二万平米に建つ、地上六階建ての総面積約三万九千平米におよぶ、開業すれば東洋一となるであろう最新式の設備を誇るこの第二工場は今年の八月にはフル稼働する予定だ。 タイは貧しい国民が国を支えている。タイバーツは昨年に比べ、日本円と比較すると30%以上も値を下げているが、関心があるのは一握りの金持ちだけだ。屋台で隣に居合わせた、カオパット(タイ風チャーハン)を頬張る客にこのことを尋ねたら「マイ・ペン・ライ(問題ない)」と、とびきりの笑顔が返ってきた。 もうすぐソン・クラーンだ。この水掛け祭が終わるとタイは長い雨季に入る。

弊社社長 菅田耕司のコラム


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