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コラム 三寒四温

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常連の客

 世の中のお父さん達が理想とする夢の居酒屋ってテレビドラマの中によく登場しますよね。和服に白い割烹着姿の美人女将が白木のカウンターの中で「お帰りなさい!」なんて色気のある微笑みを浮かべながら優しく「今日は寒いわね~」と熱燗の酒をお酌してくれます。他に客はいません。だから、美人女将を一人占めです。
「こんなドラマの中のお店があったらいいな~」と思いつつ、夜の巷を徘徊して小洒落た店がまえの暖簾の中をついつい覗いて探し歩く癖のある私はまさに世の中のお父さん達と同類であることを確信しております。そうでしょ? あくなき探求心は老化の進行を遅らせてくれるのです。 
  さて、ここに謹んでご報告申し上げます。飯倉にそんな店を発見してしまいました。住所は六本木なのに、らしからぬ住宅とビル街の中にポツンと店の灯りが、「こんなところに?」と感じる静かな一画です。
  ただし、客は私一人ではありませんが、それ以外は全て理想の居酒屋そのものでした。白木のカウンターの上にはお惣菜が並んでいます。肉じゃが、ポテトサラダ、ひじきの煮つけ、小アジの唐揚げ等々、小さな黒板にはチョークで書かれた〝本日のおすすめ〟メンチカツ、ホッケの半身、小さなノドグロの開き、女性の塩辛? 私の大好物ばかりです。カウンターには8人分の椅子しかありませんので、時には満席になることもありますが、何故かいつも若い女性の一人客が必ずいるのです。忙しいのに女将はおでんを皿に盛りながら私の隣の客と会話していますが、静かに飲んでいる私にいきなり「菅田さん、最近痩せた? スポーツジム、今日も行ってきたの?」なんてひじきの煮つけの小皿を手渡してくれる時に、声をかけてくれたりして3度目にして、早、私は常連客のような気分です。
  このお店の場所は秘中の秘とします。どうしても、という読者の方には面談の上、お連れすることにします。
  一日の疲れが取れる。というよりも、よし、明日も頑張るぞ! という気にさせてくれるこの店、浮気することなく大事に通いたいと思います。

弊社社長 菅田耕司のコラム


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