コラム 三寒四温

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春よ来い。

 「毎年まいとし外国の寿司屋に持っていかれちゃ、たまんねえよ」とばかりに、気合いの入った東京築地の今年の初競りは、日本企業の〝すしざんまい〟が競り勝ちましたが、「ここまで値を競り上げていいものか」と業界内で顔をしかめる方が多くいたらしい。なんてったって昨年つけた最高値をなんと、なんと2、400万円も上回る5、649万円の超高値に。店売りして元をとるには赤身ひと切れ1万円、中トロ1万5、000円、大トロ3万円になるとか。さすがの競り衆、とっさの計算は早いが四の五の言いなさんな皆さん。痛快じゃありませんか。しかも店ではいつもの値段と同じで、赤身は一貫134円で出すとか、いやーやりますねー。値段を聞いて尊敬を込めて「オー」と叫んでしまいました。とにかく胸がスカッとしましたね。2012年は明るく希望のある年となるように貢献した感、大ですね。後で知った事ですが、競り値の8割は漁師さんに渡るとかで、今年の景気は、まず大間からパッと行きましょう。
 それにしても〝すしざんまい〟の社長は「男気」がありますねェ。ま、巷では、宣伝料とみれば安いもんだとか、目立ちたがり屋だねー、とか言われていますが、言いたい奴には言わせておけーってなもんですね。江戸っ子の男意気、見させていただきやした。 2012年の風向きは東風ですよ。ですから、ゴー・ウエスト!昨年以来、かたまったままの経済や政治の氷塊を解いて、おだやかな春をきっと運んで来てくれそうです。そんな一石を投じてもらった気がしました。
 ところで私も翌日に並んでせめてひと切れ、赤身でもいいから一貫、食べたかったなー。「アレ、食べたよ、一貫」って皆に自慢できたのに。残念! と、考えていたところへ家内が「あなた、今日はお寿司を食べに行きませんか」。ありゃま、タイミングが良すぎますね。誰でもこのニュースを見れば行きたくなるなるお寿司屋さん。という訳で予約の電話を入れると、行きつけの店のカウンターはすでに満席。TVショッピングより早い日本国民の〝食いつき〟にマスコミの恐さを再認識させられた次第です。
 テーブル席で二人淋しく熱燗酒を差しつ差されつ刺し盛りつまめば、初競りの大間のマグロが目に浮かぶ。家内に駄洒落を飛ばしながら「テーブル席もたまにはいいね」。健康にカンパイ!

 東風(こち)吹かば におひおこせよ梅の花 主(あるじ) な しとて 春を忘るな

 菅原道真さん、良い事おっしゃるねェー。ハールよ来い、ってね。ちょっと酔ってしまいました。春にカンパーイ!

愛している度

 我が家には私が入会している、以前このコラムでも取り上げた事のある″全亭協〟による″非勝三原則〟が絶対君臨しています。勝たない。勝てない。勝ちたくない。もちろん家内に対してです。そして、もっとも大事な三原則は、愛している。ごめんなさい。ありがとう。この3つが素直に言葉として出せる事です。また、妻との家庭内における『うまく行く度』を計る検定があるのですが、私はここ5年間は1級どまりで、どうしても有段資格がとれませんが、なんと10段位まであるらしいのです。いったい、どんな我慢強い好々爺な方なのでしょうか…。
 ある日、ある国の駐日大使から「ホームパーティーをするので、お二人で来られませんか?」と我が家に招待状が届きました。大使の公邸で10人ほどの招待客だそうです。「あなた。何を着ていったらいいのかしら」とインビテーションカードを見ながら家内が私に訊ねます。ここなんです、有段者になれるかどうかのチャンスは。しかし性格というものはそうそう直せるものではないですね。とっさに出た言葉は「なんでもいいんじゃない」。嫌ですね、この投げやりな捨てゼリフ。自分でもアッ! と思っても時、すでに遅し。「ごめん、ごめん。いや、アレなんかいいんじゃないの?」「もう、いいわよ! アレって何よ!」「ホラ、あのスーツ。そうだ、アルマーニのスーツ、いいねえ!」。場当たりのご機嫌とりではいけないのですね。2週間も先の事なのに。家内の「何を着ていったら」にヒントがありました。新しいドレスが欲しいなと言っているかもしれない、と一瞬の閃きで判断しなくては有段者になれません。ですから「今度の土曜日、デパートにでも行こうか」。と、さらりと言える、これが愛している度No.1の答えではないでしょうか。「あっ、この人は私が分かっている、愛してくれているのね」。
 何気ない夫婦の会話の奥に潜む真実、あなたはどのあたりで真実を知ることができますか? それとも会話すらありませんか?

進化するリスクマネジメント

明けましておめでとうございます。
激動の2011年を締めくくる国民的行事の紅白歌合戦は7年振りとなる紅組の勝利で幕を引き、そして、日本全国で打ち鳴らされた除夜の鐘は一〇八つの煩悩と共に2012年元旦へと粛々と打ちつながり、明るい夜明けをもたらしました。元旦には毎年恒例となっている、これもまた国民的行事の「ヤマザキ新春スポーツスペシャル ニューイヤー駅伝2012」に始まり、2日と3日と両日にかけて行われた箱根駅伝ではTV桟敷で優勝候補のチームよりも、タスキがつながるかつながらないかの勝負の応援につい〝力〟が入ってしまいました。
2011年3月11日に東日本を襲った大震災による災害は千年に一度と言われるほどの未曽有の大惨事を引き起こして、あの忌まわしい福島原発の事故を誘発し、余談を許さない状況がいまだ、続いており、被災者の方々のご苦労は計り知れません。ただ々、一日も早く解決されることをお祈りするばかりです。
世界の異常気象による猛暑、ハリケーン、干ばつ、それらが引き起こす農作物の被害による食糧問題は開発途上国の貧困と飢えを増殖させ、ジワジワと地球環境を破壊しながら恐るべき速度で進行しています。
一見、平和に見える2012年の夜明けは、私たちに何を語ろうとしているのでしょうか。今年もどこかで起こるであろう政変や紛争、ジワジワと忍び寄る地球環境の破壊、噴火、熱波、寒波、大洪水による災害の被害などは、今までに蓄えたリスクマネジメントを尽くしても100%の解決法は見つからないかもしれませんが、今年はもっとあらゆる想定のもと、進化させるべきでしょう。そして、一企業体としてではなくアライアンスを組む必要もあります。災害が起こってからでは遅いのです。次の世代、また次の世代へとさらに進化させて、引き継がせることが大事です。次の、次の次の世代へと。

弊社社長 菅田耕司のコラム


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