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コラム 三寒四温

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小さな喜び

 私達は今、人類としての発展の歴史の中で20世紀を境に自らのニーズを満たし野心を実現させるために途方もない急激な発展を遂げてきました。しかしこの見返りは将来の私達の子孫に確実に損失として受け継がれることでしょう。そして現実の日本では資源不足や食糧自給率の伸び悩みの中、少子化による弊害までもがじわじわと社会をむしばんでいます。
 総務省の国勢調査によると、2005年までは5年刻みに約2%の割合で単独世帯が増えています。そしてこれからも緩やかにその割合は増加して、2030年の予想値はナント、37%超えになるそうです。もはや「一家団欒の食卓」というキーワードは死語になるといっても過言ではないでしょう。
 21世紀の現代に生きる私達を取り巻くあらゆる家電製品やコンピューターや最新鋭の製品は、今の文化文明社会の中で無くてはならない生活必需品となりました。しかし、それゆえに世界では大量の資源を急速に消費して枯渇=破滅に一歩々近づいているのも事実です。ある国では食糧が不足して大量の餓死者が続出しているにも係わらず、その国の政府は食糧を輸出して富を得ているという不合理。つい最近報道された大阪の一家3人の餓死事件や今や日常となった独居老人の孤独死の問題は他人事ではありません。その反面、高度医療による延命。″進歩〟とは何でしょう?
今朝、ワールドビジョンを通して私が援助しているエチオピアのチャイルドから手紙と成長記録が届きました。その中にあった写真は、幼い兄と妹の二人がゴミの山の中で廃品回収しているショットです。″生きる〟ための、何のためらいもないごく日常的な毎日の仕事なのでしょう。でも、とびっきりの笑顔がありました。それは、ワールドビジョンから援助されるノートと鉛筆を持って学校で友達と一緒に勉強できるという喜びがあるから。
 チャイルドや私達も含めて、こんな小さな喜びで満足していてはいけないと思いますが、行動しないよりは良いことだと思っています。「次代を考えるよりは今を考える」これが大事だとつくづく思える今日この頃です。
 マタイの福音書6章34節より「だから、あすのための心配は無用です。あすのことはあすが心配します。労苦はその日その日に十分あります」。

弊社社長 菅田耕司のコラム


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