コラム 三寒四温

弊社の週刊紙「速報・製パン情報」から、好評の三寒四温をご紹介。
速報製パン情報の定期購読お申し込みはこちらからどうぞ。

超ロング・ウインナーパン

プレーンヨーグルトのオロナミンC割り。ナンジャ、ソレー! って思うでしょ。でもこのカクテル、意外とおいしいのですよ。
 このカクテルドリンクは某ベーカリーオーナーの発案とかで、自身のメンバーである千葉の名門ゴルフ場の茶店に、このセットが常時おかれています。疲れた体に、本当、良さそうでしょう? 実際に茶店で飲んでみると元気がわいてくるから不思議です。
 オロナミンCと言えば、私の家内が20年程前までウイスキーで割って飲んでいました。タイのサムイ島やバリ島といったリゾートへ行く時は、必ず6本入りケースを2ケース、トランクに入れて持ち歩かされたのを覚えています。私も、知らずしらずのうちにクセになりまして、特にタイのメコンウイスキーにベストマッチでしたね。今ではオロナミンC割りは飽きたのか卒業して、ウイスキーも焼酎も牛乳で割ってグビグビ飲っていますが、「私は牛乳はちょっと」と、ためらっていたのですが、これも飲んでみると中々イケる味に、驚かされました。何事も流されてしまうのですね。
 他にも、色々な焼酎の割り方があるのにはたまげますね。一体どういう発想なのかな。酒をおいしく飲むための、酒飲み達のあくなき追究の賜物なのですね。梅しそや梅干しはわかりますが、千切りきゅうりやたっぷりワサビ、唐辛子やゴーヤ、冷凍バナナにパイナップル。いやいや、あるものですね。若い女性の間では、イチゴ割りが流行っているらしいです。
 何でも割ってみようコンテストがあったらおもしろいですね。それに合う肴もセットで考案してもらいましょう。私の新作は、少量の粒マスタードとディルタイプのピクルス割りですが、これに合う最適のつまみ、それは、ポンパドウルの「超ロング・ウインナー」なんです。
 50㎝程の長さの細いバケットの中に、ソーセージがすみずみまで入っている〝アレ〟です。これ一本で焼酎1/3ボトルくらい飲んでしまうからたまりません。もうヘロヘロ! いい夢、見させてもらってまーす! でも、近所にポンパドウルが無い。しかし、あったら困ります。今の体重が維持できません…。

そして、その時

でん出らりゅうば、出てくるバッテン。でん出られんケン、出てこんけん…。最近、やたら耳にするトヨタパッソのTVCMのこの手遊び唄、どんな意味があるのかなと思ってインターネットで検索したところ、長崎県に伝わる「わらべ唄」のひとつで、解説を読んでも大した意味は無いな、と思いながら次々とクリックしていくと、興味ある「説」が出てきました。それは日露戦争に関わる唄らしいのです。以下の唄以外は私のフィクションです。
 のちに陸軍大将となった秋山好古が世界に誇るロシアのコサック騎兵と、自らが作り鍛え上げた日本騎兵隊が二〇三高地で死闘を繰り広げた場面です。

「コサック騎兵はなぜ来んじゃろか、来られんけん 来ん来られりゃ来るばってん」

 見事、コサック騎兵を撃破した好古はその後、陸の決戦地「奉天」に臨み、激戦を勝ち抜いて日本の勝利を導いたのでした。一方、秋山好古の実弟・真之は日本海軍の旗艦「三笠」に参謀として乗り込み、旅団を指揮して世界最強といわれたロシアのバルチック艦隊と国家の命運を賭ける死闘を繰り広げるのです。

「ロシアの軍艦 なぜ出んじゃろか 出られんけん 出ん出られりゃ 出るばってん」

 そしてその時、あの有名な言葉が真之より生まれたのでした。
「皇国の荒廃、この一戦にあり。各員一層奮励努力せよ」
 私は15年前にもう一度、司馬遼太郎の「坂の上の雲」を読んでから、旅順港と二〇三高地へ行ってきました。「夏草や兵(つわもの)どもが夢のあと」と松尾芭蕉は詠みましたが、まさにこういう気持ちなんだなと感じた次第です。歴史の場所に立ち、目を閉じて小説の場面を思い浮かべると、好古の〝檄〟が聞こえてくるようでした。

ブリオッシュに乾杯!

 「エッ!なにー、これ」。「アッ!無くなちゃったー」。「すんごい口溶けね、このパン」。「ウッソー、おいひーい」。某駐日大使館の秘書3人にヴァンドゥリュドのブリオッシュ各種とバゲットをお土産で差し入れたところ、大使を交えて早速のアフタヌーンティーとなりました。全員でブリオッシュを頬張るや否やお互いのまん丸くなった目を見つめ合いながら、先ほどの会話となった次第です。今、売り出し中のタレントのローラさんも顔負けのセリフが連発します。「ウン、もう、どうしようかな、エイ!もうひとつ食べちゃおう、ウン」「ここのパンすごいですよ菅田さん。青山に出店するように言ってください」「ソバ粉でできてるの?このバゲット、アーン、すごくおいしい」「クセになっちゃうわね」トイレにでも行ったのかと先ほど席を立った大使がニコニコとブーヴクリコのイエローラベルを一本持ってきました。「やったあー!」皆の拍手に満面に微笑みの大使。「トテモオイシイデスネ」と、日本語が達者です。おいしいパンにはシャンパンもお似合いです。「カンパーイ!」
東急大井町線尾山台駅前に先月、ポンパドウルが満を持して開店させたヴァンドゥリュド。先週には私の長女と孫二人を連れて、併設の喫茶コーナーにソバ粉のクレープを食べてきましたがお洒落ですねー。そして本当においしい。9歳の孫は大人ひとり分をペロリ。3歳の孫はミルクパンを2本ペロリとブイヤベースを全部飲み干しました。「アマニ入りのバゲットは体にもいいのよ」との娘のアドバイスに3本のお買い上げが家内へのお土産です。もちろん、ブリオッシュも忘れずにネ。
 フランス、ブルターニュの香りが漂う青い店構えのリュドにはひとつ、不思議があるのです。それはコシアンとツブアンのナント2種類のアンパンが姿を変えて普通に売られているのです。でも違和感がないんだなー。もちろんおいしいのはお約束ですがブルターニュにもあるのかなー?

とりあえずのガツポン

 豚白モツの串焼きは塩よりも〝タレ〟の方がいいですね。七味をたっぷりふって、和辛子をちょびっとつけてクチャッと咀嚼を楽しむのですが、その日の店の仕込みぐあいによって、白モツの堅さが違うのは知っていましたか? 良い白モツは4~5回の咀嚼でさっと飲み込めるのですが、仕込みの仕事が悪い白モツは、飲み込むタイミングが肝心です。あ、そうそう焼肉の〝ミノ〟と感じが似ていますね。叙々苑游玄亭の特上ミノは「エッ?」というくらい〝サクーッ〟と噛み切れます。安いチェーン店の〝並ミノ〟はアゴが疲れます。そんな時は、プリン体0・低糖質・低カロリーの、白ホッピーの焼酎割りでとにかく流し込みましょう。
 私が最近はまっているモツ焼きの店は、3連チャンで行く事もある会社近くの「日本橋 紅トン下高井戸店」。白モツは必ずタレで3本、そしてホッピー。このオーダーは毎回のお約束ですね。そして、飲み物メニューのど真ん中に堂々と書いてある「とりあえずのガツポン190円」。ナニコレ? って、豚モツは少々苦手な家内が箸をつけると、「あっ、おいしいわ!」と言わしめた、この店一押しのB級グルメです。この〝ガツポン〟とは豚の胃袋をゆがいたのを細切りにして、ポン酢をかけただけのものですが箸が進むんです。次に私の好物、赤ウインナーは3本が串に刺されて油で素揚げされ、ケチャップとマスタードが添えられています。みそキャベツは、生のキャベツのザク切りを、添えられているみそを少しつけて手で食べちぎります。ワイルドでしょ。ネギとモツの塩炒め。これも旨い! そしてホッピーもいいぞ。これ1本でジョッキ3杯分の焼酎が飲めますが、ホッピーの焼酎割りは、飲みやすいからピッチが早い、という訳で結構酔いますね。締めのソース焼きそばの前に、もっと酔いたい私は電気ブランを一気に呷って一丁あがりです。もうフラフラ。

弊社社長 菅田耕司のコラム


記事を検索
カレンダー
04 | 2012/05 | 06
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
最新記事
月別アーカイブ
RSSリンクの表示
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

管理者用