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コラム 三寒四温

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前向きな姿勢?

人は未来について考える時、
右側を見る事が多いようです。

逆に、過去について考える時は左側を向く。そんな心理学の研究リポートがTVニュースで報じられていました。そういえば私の場合、「ロト6が大当たりしたら、どうしよう?」などと夢想している時、確かに右上あたりを眺めているような気がします。

人は無意識の中、どんなささいな夢想や人との会話でも咄嗟に脳が反応するのはなぜか? 人間は神様に似せてつくられた(旧約聖書)わけですから、神様も同じような行動をしているのかな。右上を見上げるのは大地を創造された時のポーズ、なんて考えると面白いですね。



土曜の昼時は
読書やコラム書きがはかどります。

14階のリビングの窓外から遠望できる、少し靄がかかった富士山を見やりながらペンを走らせる。つけっぱなしのTVから延々と流れるCMを聞き流しながら、老眼鏡なしでは読めない小さな英文で書かれたレシピブックと格闘。1年ほど前にバンコクのスーパーで買い求めたものです。

「ガパオライス」の作り方を読みくだしているうちに、脳内での和訳に疲れてふと眺めていたのは、右側の空。ランチにおいしいガパオライスを作るぞ! という、数十分後の小さな未来を考えていたからでしょうか。でも我が家のリビングの窓やテーブル、ソファやTVの位置関係を考えれば……右を向くのも当然か、などと気付いてみたり。あれこれ夢想して寄り道しつつも、ぼんやりと思考を続けるあたり「人間は考える葦である」とはよく言ったものです。

中国の建国70周年パレードを伝えるTV中継で、習近平国家主席がリムジンのサンルーフから上半身を出して少し左に傾げながら右上目線でお手振りをする姿が流れていました。前述の心理学研究リポートを聞いた直後だっただけに、何とも意味深で印象的でした。きっと壮大な未来への野望を思い描いていたのでしょう。

小さなメモ用紙に “6枚切り食パン、レタス、トマト、セロリ、アボカド” と今日の買物を書き記したあと、またしても右上を見ている自分に気付かされました。ん? そういえば最近、過去はさほど考えていないような。これって、前向きな姿勢の現れなのかな? ここは肯定的に受け止めておきましょう。

「これはきっと、良い事なんだろう」


ひとつぶの麦

天高く馬肥ゆる秋。

先週、初さんまを刺身と塩焼きでいただきました。秋はおいしいものがオンパレードですね。栗や松茸は炊き込みご飯、いや、私はおこわでいただくのが好みです。炊きたての新米には秋鮭のイクラ醤油漬けをたっぷりのせてかっこむ。人間とは何と贅沢な生き物でしょうか。馬は何を食んで肥ゆるのかな?

先日、TVの天気予報で気象予報士が、「秋はなぜ空が高く感じるのかご存知ですか?」と問いかけていました。そういえば台風一過の秋空は確かに空高く見えます。はて、その答えは?

予報士はまず春の空について解説します。「冬枯れした枝葉や花などが塵積もる大地に新しい生命が芽吹きはじめる頃、春風が塵を巻き上げて砂嵐のような現象が空を覆うことで “天上” が見えにくくなるんです」とのこと。春の草や花は根を付けたばかりで土壌が不安定なのに対して、秋には根をしっかり張っているから土壌も安定して塵が春ほど舞わない、という理屈ですね。

春一番から夏が過ぎれば、つるべ落としの秋の夕暮れ。令和元年もかわりなくストンとやってきました。空が高く見える秋晴れを14階の自宅リビングから見渡すと、窓外の彼方には珍しく富士山がはっきり見えます。周りの高層ビル群の小さな窓一つひとつに、さまざまな人間模様があり、決して見通しの良くない葛藤を抱えている人もいるでしょう。そんな時こそ雄大な富士の姿を拝んで気分新たに臨みたいものです。

私の人生は父から受け継いだ会社で生かされています。
天高い秋空を見上げて、父へ思い馳せます。72歳で天に還った親父。かたや私はこの3年間で7度の全身麻酔を受け、癌切除などを経てどうにか歳だけは親父超えができそうです。それは何を意味するのでしょうか? 人生100年時代の真っ只中、これから私の為すべき事とは。どうして生かされているのかを考えされられますね。

「ひとつぶの麦が地に落ちれば、もしかしたら……」

明後日は教会の墓前礼拝です。もしかしたら、母が教えてくれるかもしれません。

弊社社長 菅田耕司のコラム


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