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コラム 三寒四温

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カーボン・オフ・セット

 最近、メディアを賑わせている「カーボン・オフ・セット」。これは我々が日常の生活で作り出すCO2(カーボン)をCO2を吸収する森林を育てることにより、これを埋め合わせ(オフセット)することなのですが、どうやらこれがとんでもない世界的ビジネスとして利用されているのをご存じですか。そう、 CO2の使用量取引です。
  簡単にいうと、大量にCO2を排出するどこかの国の大企業が、あまりCO2を出していない国の企業から、その権利を買い取る、という単純なことなのですが、右から左に聞き流すと、なにかとても良いことをするビジネスに聞こえますが、よく考えれば、CO2の排出量は変わらないんです。これでは地球温暖化がますます進み、世界の食糧事情は今後一変する事でしょう。
  我々はそれを防ぐために今、何をすべきなのか、それは企業単位ではなく、一人ひとりの自覚をうながすしかありません。「木を植えることがまず第一です。」と"もったいない"の提唱者、マータイさんも言っています。"もったいない"といえば、我々が日常で使用している"水"はどうでしょか。
  我々、業界的見地から考察すると、1kgの小麦を作るのに2000リットルの水が必要です。これは一人が使う8日分の水道使用量に匹敵します。それでは 1kgの牛肉を作るのにはどれだけの水が必要でしょうか。答えは20,600リットル、一人が使う85日分の水が使われています(東京大学沖教授資料より)。この生活に欠かせない安全な飲料水を利用できない世界の人々は、WHOの2005年報告書によると11億人、なんと世界人口の18%に達しています。この大切な"水"も植林によりもたらされているのです。植林された大地には雲が湧き、やがて恵みの雨を降らせるのですから。
  当社は今年のユーロパン2008研修ツアーで、いち早くカーボン・オフ・セットの旅行を行いました。使用した飛行機、バス、食事から出るCO2の全てをアバウトではありますが計算して、このツアーで排出したカーボンを南フランスの土地に植樹して、また地元の植林連鎖の会を行っている教会に寄付をしてオフセットしました。
  参加者会員が、カーボン・オフ・セットに目覚めた瞬間です。読者の皆様もぜひ、この取り組みにご参加して下さい。そして次世代に素晴らしい地球を残そうではありませんか。

弊社社長 菅田耕司のコラム


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