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コラム 三寒四温

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桜の季節に

 四月から幼稚園の年長さんだね。桜がちらほら咲き始めた先週、春休みに入った私の孫が会社へ遊びに来た。家内が買い与えたシャボン玉で、キャッキャッと無邪気に階段の踊り場で遊んでいる孫はかわいいものだ。孫は「目に入れても痛くない」とは良く言ったもので「あのね、そんでね、この前はね・・・」と、かわいい声で止め処もなく話し始める孫に目じりを下げてウンウンとあいづちを打つ私。学校の事、友達の事、ゲームの事、シャボン玉であそびながらしゃべり続ける。少子化社会の申し子のような一人っ子の孫は一人遊びも得意なようだ。ゲーム機があれば一日中一人で遊んでいるらしい。コンピューターや携帯で遊ぶのにはまだ早いけれど来年には小学校の一年生になり、これらの機器を使いこなして、現代社会のさまざまな情報が錯綜する世界を知ることになるのも時間の問題だろう。
この時期、一人っ子の人格はどのように形成されていくのだろうか。いじめ問題や反抗期など親にとっては頭の痛い時期でもあるが、人間としての"人格"が形成されるのもこの頃であり、私としては早く年の差のない兄弟ができればいいなと心配でならなかったが、今年何とか二人目を授かったらしく少し安堵した。子供のための英会話教室、ピアノ教室、お絵かきと水泳教室。自分の意思でスキルアップするのか停止するのか自分で決めるのもこの頃なので好きなこと探しはたくさんさせてあげたいものだ。<することがたくさんあって団塊の世代に生まれた私には隔世の感がある>。この頃の一人っ子だった私は庭先で筍の皮の中に赤い梅干をいれ三角にして輪ゴムで結んだおやつを吸いながら犬と遊んでいた思い出しかない。今で言う"引きこもり"らしく友達と遊んだ記憶がない。親とのコミュニケーションも殆どなかった。日本の家族で親が子供と一諸にいる時間は欧米に比べると極端に少ないらしい。 外資系の会社の社長をしている私の友人は、年に三度ほど10日間ずつ位どっぷりと子供との対話の時間を持ち、そのためには好きなゴルフも封印するという。子供の人格を形成するのは、他でもない"親"の役目なのだとつくづく感じさせられた。私が娘にできなかったことを私の娘に期待してもそれは無理というものか、この歳になると感慨深いものがある。仕事大好きのご同輩はいかがですか。

弊社社長 菅田耕司のコラム


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