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コラム 三寒四温

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イベリコ豚

 昨年来、TVやマスコミで騒がれている食材の一つ「イベリコ豚」との出会いは、5年前にパリのデパート〝ラファイエット〟の食料品売場でのデモンストレーションで生ハムを試食したときだった。
 ルヴァンで発酵させた歯応えのあるバゲットや、サクサク感のあるバタール、パンドミなどに薄切りにした生ハムをたっぷりサンドして食べる幸せ、サンドウィッチの食材として欠かせない生ハム。私はパルマ産の生ハムが世界一だとばかり思い続けていたが、その生ハムがイベリコ豚によってまた進化したのだ。その味は舌にやさしくジューシーで、脂はサラッとなんの雑味も感じさせずにただ旨味だけがパンとマッチして、噛むたびに至福の時間が味わえる。ドリンクはビールも良いが、ドライなシャンパンが一番合うと私は思う。
 そのイベリコ豚と新宿伊勢丹の地下食品売場で昨年再会した。今度はスペアリブ、迷うことなく1kgを買い求め、塩・コショウを尺振りして230度のオーブンで10分、しっかり焼き、食材名を明かさずに友人と家内に薦めてみた。友人曰く「これ松坂牛のスペアリブ?」、家内曰く「何のお魚?」。だれも豚肉とは言わない。私もかぶりつく。脂がうまい、肉が柔らかい、何なんだこの豚は! ドングリのみを餌として飼育したという「イベリコ豚」、この只者ではない食材は中食における高級嗜好の消費者を中心として、パン食普及の立役者になるのは間違いない。

弊社社長 菅田耕司のコラム


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