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コラム 三寒四温

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醤油考

 私はことさらに醤油にこだわる。最近のスーパーでは日本各地の醤油が並べられおり、楽しく選べるのだが、我が家の醤油はこれだ!と確信して五年前から使い続けているのは、和歌山県は湯浅の「昔造り」。これを使い始めてから全く浮気をしていない程惚れ込んでいる。馴染みの寿司屋の醤油も親方が試食のうえ納得し、変更してもらった。今では毎月湯浅より宅配便で取り寄せているらしい。
 なぜ醤油にこだわるのかと問われると、五年前にフラッと入った高円寺の寿司屋のカウンターに三種類の醤油が置いてあったことに起因する。巷では健康食品ブームで、私も健康的にと思い、減塩醤油を小皿にたらして平目のにぎりをほおばった。平目とワサビとシャリと醤油が渾然一体となって旨さを引き立てる。しかしまてよ、なんだか変だぞ、生臭ささばかりが口の中で主張を始めている。おもわず無理に飲み込んで、たっぷりのお茶で流し込んで考えた。原因は減塩醤油にあったようだ。次に小皿にたらした丸大豆醤油でもう一貫の平目を口にした。マ、マズイ、なんだこの醤油は! 日にちが経ち過ぎて色も変色し、味もおかしくなっている。思わずお勘定してこの店を後にした。
 そんな話しを和歌山の友人にしたら、一週間後に和歌山の醤油が我が家に届いた。これが「昔造り」との出会いであった。それ以来醤油瓶は冷蔵庫に、卓上の醤油さしも冷蔵庫に仕舞う癖が出来、おいしい食生活が送れるようになった。
 我々日本人は醤油なしでは生きてゆけない。だからこそ醤油にはこだわりたい。食べ物の旨さを引き出す名脇役の我が家の「昔造り」。今朝もトーストの上に半熟の目玉焼きをのせ、黄身をフォークで崩してたらした「昔造り」がおいしい一日をスタートさせてくれた。

弊社社長 菅田耕司のコラム


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