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コラム 三寒四温

弊社の週刊紙「速報・製パン情報」から、好評の三寒四温をご紹介。
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ブル・ショット

 カクテルはお好きですか?
  私がカクテルに最初に出会ったのは、社会人1年生の秋に初めて訪れたハワイ行きの機内でのドリンクサービスで、前席の麗しき女性が「ミモザ」を注文したのを見て、私も真似してスチュワーデスさんに「ミモザね」なんて、いかにも知っているように注文したものです。100%オレンジジュースをシャンパンで割る。そのシンプルでお洒落なカクテルはとてもおいしいのですが、武骨な男よりも麗しき女性に飲まれるのがお似合いのカクテルのようで、今ではもっぱらカクテルといえば、どこのバーに行ってもドライマティーニを楽しんでいます。特にドライマティーニといえば、溜池山王に95年前に大隈重信公が創立した会員制倶楽部「永楽倶楽部」のカウンターバーの、赤いチョッキがお似合いな御年85歳になられる福島バーテンダーの〝神の手〟に作られし〝ドライマティーニ〟は絶品でございますよ。カウンター越しに福島名人の「神技」ともいえるシェーカーさばきとカクテルグラスの中の氷をステアしながら冷やす動作の美しいこと。出来あがったマティーニをカウンターに置かれて「はい、どうぞ」と笑顔がまた素晴らしい。もちろん味も全てが絶品でございます。
  先日、日比谷公園内の池に氷が張ったとニュースになった日の寒い寒い夜に、行きつけの寿司屋のカウンターで家内と2人で竹筒に入れられた〝佐渡の地酒〟を飲みながら寿司をつまんでいたところ、急に飲みたいカクテルが私の脳を刺激しました。以前から頭の隅に置いてあった気になるカクテル〝ブル・ショット〟「そうだ、オークラへ行こう」噂には聞いていたが、「絶対の一品」と堂々と宣言しているオークラのコンソメを使用するというブル・ショット。こんな寒い夜は極上のオークラ特製コンソメスープにウオッカなんて身体も温まってちょいとお洒落ではありませんか。フィンランドでは禁酒日にレストランでそっと提供されているとかで、とても楽しみです。作るのに時間が20~30分かかるというわけで〝バロン〟でブランデーをなめながら待つこと20分、お待たせしました、とうやうやしくテーブルに置かれたグラスを見て、「あれえ、冷えてんの?しかもドロドロじゃん」「ショック!これは無いよー」でも飲んでみるとなかなかおいしい「ウオッカの入ったコンソメゼリーだ」「いやー、これはこれよねー」と家内。「何が言いたいの?」「それではビシソワーズにジンはどうでしょう」「いいかもね」「クラム・チャウダーにはテキーラ、コーンポタージュには…」「いい加減にしなさい!」

弊社社長 菅田耕司のコラム


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