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コラム 三寒四温

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ラマダン

 モロッコ王国のナショナルデーが7月30日、日没時の午後7時よりホテル・オークラ東京のアスコットルームにて開催されました。モロッコ王国で一番大事な記念行事である国王陛下、モハメッド6世が1999年に即位して以来、在位13周年をお祝いするレセプションです。会場には300名を超えるモロッコ王国にゆかりのある、政・官・財界、そして世界各国の駐日大使がモハメッド国王を称えに集まりました。日本・モロッコ両国の国歌吹奏のあと、来賓祝辞では、プライベートでもアルール駐日特命全権大使ご一家と親交の深い羽田雄一郎国土交通大臣、小坂憲次日本モロッコ議員連盟会長が壇上に立ち、自身とモロッコ王国とのエピソードを披露するなど、他の国のナショナルデーとはひと味違ったアットホームなレセプションとなりました。それは、アルール・歌子大使夫人が日本人ということもあり、大使閣下も流暢な日本語で応対してくださるのも一つの要因でしょう。
 イスラム教では新月と新月の間の1カ月間はラマダンと呼ばれる断食月です。7月21日が新月でした。ラマダン期間中は日没まで食事はおろか、夏のこの時期40℃を超えるモロッコでも水さえ飲む事が許されません。という訳で、パーティー会場にはイスラム教信者のためのラマダン明けの〝朝食〟が別室に用意されました。大きなナツメヤシの〝デーツ〟や、カリントウのような〝シュバキア〟というお菓子、本紙でも「モロッコ大使夫人のつくるパンとお料理」で歌子夫人に手作りで教えていただいたモロッコのパン〝メルウィー〟には溶かしバターとハチミツをたっぷり塗ってミントティーでいただきます。今年のナショナルデーには歌子夫人の大好きな「メゾン・カイザー」のパンコーナーもドネンションされ、ラマダン明けの朝食としても、レセプションが始まってからもミニクロワッサンや、ミニチャバタが飛ぶようにゲストのお皿に盛られていきます。私と家内はクスクスのたっぷりのスープにチャバタを浸しておいしくいただきました。「こうして食べると、不思議な相性のおいしさね」。
 一日の始まり、中食、そして団らんの真中には、おいしいパンがあるとうれしいですね。パンと人をつなぐ架け橋は新月の上にもかかっていました。

弊社社長 菅田耕司のコラム


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