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コラム 三寒四温

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私的寸評

 荒川祐二さんをご存知ですか。昨年末に彼の本が出版されました。巻末には〝半ケツ・ゴミ袋〟と書かれたプラスチックバッグが折り畳んで付録となっています。そうです。〝一緒に掃除してくれる人募集〟と書かれた段ボールを背中に、3年程前にたった1人で新宿駅東口で掃除のボランティアを始めたのが荒川祐二さんです。「自分を変えたい」という思いから始めた早朝の掃除は2人、3人と増え、翌年の5月3日のゴミの日には「全国同時多発エコ」というイベントを開催して、新宿駅東口に88人、全国で30カ所、総勢444人もの人が参加して5トン以上のゴミを拾ったそうです。そして「半ケツとゴミ拾い」という本を出版されました。
  荒川さんは著書の中で「僕の人生は変わった」と書いています。それは全国各地の学校や会社からの講演依頼や、数々のテレビ出演で〝人生が変わった〟と言っているのでしょうか。そうではないようです。「掃除を通して、人に、物に、日常の些細な出来事に、そして全ての中に存在する幸せを見つけることが上手くなった」と彼は言います。
  私は最初にこの本を読んだ時、彼は〝偽善者〟だと思いました。キリスト教では「善行は隠れて行いなさい」と聖書に書かれていますが、彼の本では「誰かが見てくれている。だからするのだ。見られているから頑張れる。だから、簡単には諦められないんだ」これが彼のバイブルなのかも知れません。見られているから段ボールを背中に背負って派手な〝ゴミ拾い〟、しかも新宿駅前での、このパフォーマンスは、マスコミにも取り上げられ、学校や会社からの講演依頼が殺到しました。
  最後に、彼は記します。
  自らの思いから始まり、
  自らの行動により進展していく壮大な1本のドラマ、
  ストーリーを描く脚本家はあなた。
  一つひとつの選択の決定をする監督はあなた。
  実際にドラマを演じる主演はあなた。
  人生は自分の手で作る壮大な1本のドラマ。
  今は早朝の新宿駅東口には彼はいません。やめ時も脚本のひとつだったのかな。と、うがった見方もできますが、まぁ、世の中、色んな人がいる。ということです。楽しく読ませていただきました。

弊社社長 菅田耕司のコラム


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