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コラム 三寒四温

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ずーっと、一緒にいてくれる

 メリークリスマス! 来週はクリスマスですね。私の机の上には、外資系の会社や各国の駐日大使館、そしてニューヨークやパリなど世界各国の友人から届いた、色とりどりの素敵なクリスマスカードが所狭しと立てかけて飾ってあります。イエス様の誕生を祝ってイエス様を信じ、喜び称えるクリスマスのごあいさつが、このSeason's Greetingsカードです。クリスマスツリーやクリスマスケーキ、クリスマスソングはポピュラーですが、こちらのカードも最近では少しずつ浸透してきたようで、クリスチャンでない方から「メリークリスマス &ハッピーニューイヤー」のメッセージが届くと、とてもうれしく思います。
 〝クリスマス〟に関しては、数々の言い伝えが二〇〇〇年の間、語り継がれています。その間にできた創作の中にサンタクロースがありますが、イエス様を理解させてくれる物語も数多く存在します。イエス様の誕生を祝って世界各地には色々なクリスマス・ストーリーが語り継がれたり、また、新しい物語が創作されて、ネットを通じて世界中で発信されているのです。その中から、私チョイスの泣けるクリスマス・ストーリーをプレゼントさせて頂きます。
「二人の赤ちゃん」(作者不詳)
 1994年の冬、ロシア教育省の要請を受けた2人のアメリカ人ボランティアが、複数の学校や施設で聖書に基づいた倫理道徳を教えることになった。訪問先には100人以上の孤児や虐待されていた子供たちがいる施設もあった。
 クリスマスの少し前、ボランティアたちがその施設の子供たちに、最初のクリスマスの物語を話した。大半の子供にとって、その物語を耳にするのは初めてだった。「マリアとヨセフがベツレヘムの町に着いても、宿屋はどこもいっぱい。結局、馬小屋に泊まったマリアはイエスを産み、飼い葉桶の中に寝かせた」という話を、子供たちは驚き、夢中で聴き入った。
お話の後は、物語の世界を形にする工作の時間だった。飼い葉桶の材料に子供たち一人ひとりが小さな厚紙をもらい、黄色いナプキンを細かく切って藁に見立て、ベージュ色のフェルトの布を切って赤ん坊のイエスの顔を作り、はぎれでおくるみを作った。ボランティアたちは、一生懸命作っている子供たちに話しかけ、少し手伝ったりもした。
 ボランティアの一人が6歳になるミシャに目を止めた。作品はもう出来上がっている。しかしよく見ると、飼い葉桶にはなぜか赤ん坊が二人もいる。そのわけを聞くと、ミシャは腕組みをして、真剣な面持ちで喋り始めた。まだ幼く、クリスマスの物語を一度しか聞いたことがないというのに、一部始終をかなり正確に話すことができた。そして、マリアが赤ん坊のイエスを飼い葉桶に寝かせるくだりに来ると、そこからは自分の思いのままに語り始めた。
「赤ん坊のイエス様が僕を見て、『泊まるところはある?』って聞いたんだ。だから、『ぼく、お父さんもお母さんもいないから、ないよ』って言ったの。すると、イエス様が『一緒に泊まったら?』って言ってくれた。でも僕は『できない』って答えた。だって、他の人たちみたいに、イエス様にあげるものが何もなかったから。でも僕は、イエス様と一緒にいたくてたまらなかったから、何かプレゼントにできるものないかな、って考えたの。それで、『イエス様をあったかくしてあげることができたら、プレゼントになるかな?』って聞いたら、イエス様は言ったんだ。『うん、それは何よりもすてきなプレゼントだね』って。だから、飼い葉桶の中に僕も入ったんだ。そうしたら、イエス様が僕を見て、『ずっと一緒にいていいよ』って言ったの」
 話し終えたミシャの目には涙が光り、頬をつたった。やがて手で顔をおおい、テーブルの上に突っ伏して泣き始めた。ミシャは、自分を捨てたり、虐待することのない誰かを見つけることができた。「ずっと」一緒にいてくれる誰かを。 メリークリスマス!

弊社社長 菅田耕司のコラム


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