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コラム 三寒四温

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レリゴー

私達夫婦が毎週礼拝に通っている教会で先週、
教会員の方の前夜祭(お通夜)が執り行われました。

「ここのところ、あまりお見かけしなかったけど……」
「2年間も闘病生活を送っていたとは」
「つらかったでしょうね」

その方はいつも寡黙な紳士でした。
朝の挨拶では「おはようございます」と照れたような感じでニコッと笑顔を返してくれたのが昨日のことのように感じられます。讃美歌が流れる中、たくさんの花で覆われた祭壇の中央に飾られた遺影はお元気だったころを彷彿とさせる笑顔で、胸に熱いものがこみ上げてきます。

「人生のお別れって、本当に淋しくて辛いものだね」
「ウン」

家内はずっと遺影を見つめながら想い出をたどっているのでしょうか。
時たま、「ウンウン」と小さく首が揺れていました。

   ★       ★       ★

「コージさんはどうしていつもあっちこっちイタイ・イタイって言うの?」

5月24日土曜日の夕方、運動会が終わって駆けつけてきた日に焼けた小学生の孫娘が、B・B・Q の串をかじりながら尋ねます。

「年を重ねるといろんなところが痛くなるんだよ」
「じゃあね、イタタとか言って立ち上がらないで、レリゴー!って言ったら、
 イタイの無くなるかもよ」
「それはどういう意味なの?」
「ゥフー。ご馳走様でした」

子供はスイッチの切り替えが早い!
食事と話もそこそこに次は姉と一緒にダンスと歌が始まりました。

~♪ レリゴー♪ レリゴー♪~

おや? これは今話題の「アナと雪の女王」ですね。

「なーるほど!」
「ありのままで空へ風に乗って…… Let it go!」

人生は思いもかけずに“生”を受けてからは多くの人との出会いを体験します。そしていつかは迎える旅立ちの時。旅立つ友を“送る”ことは何より淋しい。けれども私達には“明日”が必ずやってくる。 翌日、レリゴーな生活に“チェンジ”(少し古いですね)したことを家内に告げると「よーし、生涯現役!」と喝を入れられました。

とりあえず今日も一日、Let it go!

弊社社長 菅田耕司のコラム


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