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コラム 三寒四温

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セミエビ

先日、土曜日の築地魚河岸へ行ってきました。


荷役用の丸いターレットトラックが縦横無尽に行き交い、場内も場外も人・人・人で溢れかえっていました。

耳に飛び込んでくる韓国語はとにかく大声で、まるで喧嘩をしているように聞こえます。場内の食堂街も中国人と韓国人が元気いっぱいで、各国の言語で書かれたパンフレットをかざしながら賑やかなこと賑やかなこと。

そんな中で時折見かける日本人観光客が、中国語や韓国語が飛び交う中、じっと静かに耐えて行列に並んでいる光景は、ここ数年来の珍事でございます。

私の好きな定食屋は普段なら行列も寿司屋ほどではなく、新鮮なカキフライや大ぶりのエビフライを出す“穴場”なのですが、だめですね。すごい混雑で行列の体をなしていないほどに人ごみで溢れかえっているので、今日は場外の食堂へ移動しましょう。といっても、結果は同じなのですが…。

最近は場外も少し風情が変化しています。
有名な卵焼きの店は、串に刺した一口大の卵焼きを一本百円で販売していて、大勢の外国人観光客が串を手に写真を撮り合っています。

横町に足を踏み入れれば、人種と年齢層の違う原宿の竹下通りをギュッと詰めたような通りで、両サイドでは焼きホタテ貝、焼きハマグリ、シュウマイ、鯨のから揚げ等々、バーベキューさながらに毎日が縁日の屋台と化しています。

家内と昼食は他でしようかと相談して、本日の目的でもある長崎県漁連のブースで毎年のお約束の“フグの身欠き”を2パック購入して、「さあ帰ろうか」と思ったその時、超空いている食堂を発見しました。

「何でこんなに人がいるのに、ここだけ空いているの?」

なんて家内が言っているときに、目にしたメニューには、

『本日のおすすめ“セミエビ” 4500円』と朱で書かれています。

「何だろうね? “セミエビ”って」
「いい値段だわ」
「とにかく一度、食べてみないと」
「清水の舞台?」

てな会話のあとに鉄板で外せない『大間のマグロ三昧2800円』とともにオーダーして待つことしばし。
運ばれてきたのは椀からはみ出したセミエビの味噌汁と、殻に盛られた刺身。

…食べてびっくりです!

伊勢海老以上に甘ーい!

しかもプリッとした食感は今までに味わったことのない至高の逸品でした。
この“セミエビ”は、食堂の脇にある土佐漁連の水槽から仕入れるとのこと。
早速見に行くと、そのグロテスクな姿に二人して唖然とさせられました。

「そうか、旨いものはこうして隠されているんだな」

と、変に納得してしまいました。
どこかで聞いたようなセリフですが、

“お値段以上”に素晴らしい、“セミエビ”の味

皆様も一度、味わってみてはいかがでしょうか。

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弊社社長 菅田耕司のコラム


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