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コラム 三寒四温

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姿勢を正す

トリプル台風が日本列島で猛威をふるっています。

8月最後の土日の気温は夕方には25℃を切り、肌寒いくらいでした。

こんな日に、なぜかうなぎを食べたくなる。今年の土用の丑の日は35℃を超える猛暑日で、うなぎを売る店の前には予約したうなぎの蒲焼きを買い求める人が長い列を作っていたのが、モウ懐かしい。

土用の丑の日には私は決してうなぎは食べません。

なぜかって?

 行きつけのうなぎ屋が、この日だけは休業するからです。

店主は語ります。

 大勢のお客様が来店してくれるのは嬉しいのですが、
 私ひとりでは納得できる調理が不可能なんです。
 ましてやこんな小さい店には、良いうなぎが回ってこないんですよ。

という訳で、 蝉しぐれもいささか元気が無くなってきた感のする今日この頃、明日の予約を入れたので店主の薀蓄を聞きつつ姿勢を正して、おいしいうなぎをいただくとしましょう。

ゴールデンウイーク、夏休みのお盆や、それ以外のシルバーウイークに、極めつけはお正月。この時期の航空券やホテル料金が驚く程に値上がりします。土用の丑の日のうなぎもしかりで、“商いとはこういうものなんですね。行事に便乗して〝商い〟をするのは商売の常套手段なのでしょう。

一方、節分の恵方巻きやバレンタインのチョコレート、クリスマスケーキにおせち料理、お雛様のハマグリ。これらは値上げの便乗商いでは無いところが作り手、売り手の素晴らしい所ですから、行事を楽しむ料理には笑顔があります。

うなぎに話を戻しましょう。
牛丼チェーンでは以前から行事や定番料理とコラボした「カレー牛」「うな牛」といったメニューがありますが、「それはとても良いアイデアだ」と感心しつつも、私は未だにオーダーした事がありません。

カレーはカレー、うな重はうな重、そして牛丼は牛丼でなければ、私は納得いかないのです。「丼文化」という言い回しが一時流行しましたが、これは文化ではないと私は断言します。そして何よりも大事なのは「食べたいものを食べたい時に食べる」、これは究極の贅沢ですよね。ですが、なかなかできないものです。

リオのオリンピックではホテル料金が高騰して現地入りを諦め、TV桟敷で我慢する人が多かったようで客席にはかなりの空席が目立っていました。これでは便乗商戦も本末転倒かもしれませんね。
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弊社社長 菅田耕司のコラム


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