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コラム 三寒四温

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食は命をつくる源

  IT技術の革新には目を見張るものがあります。それは戦争を契機に開発され、戦後の経済復興に世界の技術革新が結集され、繁栄を生み出した事は言うまでもありません。そして"食"の革新も同時進行で常に絶え間なく行われています。しかし飽食の時代と叫ばれる今日、食生活の変化による栄養バランスは著しく変わりつつあります。24時間営業しているコンビニエンスストアやファストフード店で、いつでも好きな時に好きなものを好きなだけ買う事が出来、著しく偏った食生活に慣れてしまった現代人。一人当たりの平均カロリー摂取量は、戦後間もない昭和24年次に日本国民2097キロカロリーであったものが平成19年の調査では1898キロカロリーまで低減しているこの事実は、何を語っているのでしょうか。献血でこんな調査結果も発表されています。献血に訪れた全体の約20%の人達の血液の比重が薄く、使用に適さない。たんぱく質などの必要な栄養素が不足しているという事です。
農水省では、"食育"に力を入れていますが、大人になった現代人は、「お腹が膨れれば良い」という無味乾燥な食生活に満足して、食べる事への関心が薄れ、ついにはサプリメントに頼るという考えられない栄養補給では献血に適さない血液となるのも納得出来るのですが、これで良いのでしょうか。
家族を囲んで食事をする事の無い世代。食卓でのコミュニケーション不足からくる家族の絆と食生活の破壊。それは心の病気でもあります。
食べる事への関心の低下の問題を今こそ我々製パン業界で論じ、食への関心向上を自覚させなければならない、その時が今であると私は確信します。「夕食にもパンを」というパン食普及のキャッチフレーズもよろしいのですが、実のある食育と食事の提案と栄養のバランス、そして食卓のコミュニケーションを大いに促進させるキャンペーンも必要なのではないでしょうか。「寺内貫太郎一家」のちゃぶ台バージョンから学んで、アットホームの中にあるパン食の食事シーンをふんだんに取り入れたTVドラマをシリーズでCM提供するのも"一考"では…。

弊社社長 菅田耕司のコラム


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