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コラム 三寒四温

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困難な壁

人間には人それぞれに色々な関連性があるといわれています。そのひとつゝはもちろん決まっている訳ではないので、それぞれに不思議な縁で結ばれていると思った瞬間、私は不自由な右手でペンを走らせていました。きっと私と似たような事を考えている人と関連性を共有してみたい、と思ったからです。しかし、そんな事が可能なのでしょうか?

“欲” を追い求めている自分に気づいて罪悪感を覚えてはみても、何でもその場限りで済ませる事が日常となっている私は罪深い人間だ、と思います。令和元年の師走を吹き抜ける風はやたら冷たく、身をふるわせます。心の奥底から罪を認める事などできる訳がない。やはり私は偽善者なのかもしれません。そして、心から悔い改める事は難解であります。

クリスマス前に72歳を迎える、流れるように過ぎゆく人生のスピード感。我が身を振り返るに、こと人間関係においてはトラブルの多い人生でありました。

困難な壁は困難を乗り越えられる者の前にだけ現れる、という説教は私にはあてはまらないかもしれません。困難な出来事は私自身、いつもソフトランディングでやり過ごしてきました。いわゆる隠蔽ですね。

スペインのバルセロナで1882年の着工以来、今なお建設が続くサグラダファミリア。設計者のガウディが職人たちに伝えたとされる言葉が、

「諸君! 明日はもっと良いものをつくろう!」です。

私はこのポジティブな言葉を知って “そうだ、明日があるんだ” と前向きでいる事の意味を知りました。面倒な事から逃げ続け、真正面から向き合ってこなかった自戒の念とともに、ガウディの金言を胸に刻んだのです。

今年も日本人がノーベル賞の栄冠に輝きました。化学賞を受賞した吉野彰さんは旭化成でリチウムイオン電池の開発に携わっていましたが、もう一つ、考古学の研究者の顔もあります。授賞式インタビューで吉野さんは「しつこい執着心と諦めない事。さすれば必ずゴールがあります」と快挙に至った理由を語っていました。

人との関連性の中で “欲” に生き罪悪を背負って生きてきた私ですが、吉野さんを見習い、我が身の行動規範にのみ執着心を持ち前向きな発想で明日に生きれば、きっと良い形で道が拓けるものと信じています。冷たい師走の北風も、常に向かい風とは限りません。

令和元年のラストスパート、もう一息です!

弊社社長 菅田耕司のコラム


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