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コラム 三寒四温

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メリークリスマス

 1996年のクリスマス、私は三鷹にある「池の上キリスト教会」にて島津牧師より洗礼を授かりました。ですから、この時期に日曜礼拝で教会に行くと感慨深い思いが胸の内をよぎるのであります。この時より私は"クリスチャン"として新しく生まれ変わり14年の月日を数えます。
  洗礼を授かると必ず"試練"が訪れると言われました。それは突然私に降りかかってきました。最愛の尊敬する母の死でした。アルツハイマーを患っていた母の体調が急変したのです。検査の結果は胃の末期ガンでした。なぜもっと早く見つけてあげられなかったのか、今でも悔やまれてなりません。アルツハイマーの治療しか頭になかったのでしょうか。入院中の救世軍病院から危篤の連絡が入り、家内と急遽病院へ駆けつけました。
  主治医が脈をとり、心電図を凝視しています。救世軍の朝野中将さんが急を聞きつけ、母の枕元で聖書を朗読してくれました。旧約聖書詩編23の一節です。③ 主は私のたましいを生き返らせ、御名のために私を義の道に導かれます。④たとい死の陰の谷を歩くことがあっても、私はわざわいを恐れません。この瞬間母の心肺がゼロになり停止しました。―中略。⑥まことに、私のいのちの日の限り、いつくしみと恵みとが、私を追ってくるでしょう。私はいつまでも主の家に住まいましょう。この時11時13分。主治医から臨終宣言が下されました。母は安らかに、穏やかに天に召されました。全員溢れる涙が止まりません。この時の母のあまりにも美しい顔を私は生涯忘れる事はないでしょう。そして想い出は消し去る事の出来ない存在としていつまでも心の中に生きています。
  クリスマスが近づくと人々は心が浮き立ちます。私もそうです。でもなぜか一人になると空しさや寂しさを感じる事がありませんか。この一年を振り返り自分を見直してみると恥ずべき行動や後悔が込み上げてきます。天に召された母からのさらなる試練が与えられているようでなりません。
  メリークリスマス。

弊社社長 菅田耕司のコラム


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